ホシマル blog

独り言を書き込んでいます

クリスマス考 1

 
もはやキリストとは関係ない「クリスマス」についての
不思議について考えてみましょう

クリスマス? 何の日か説明できますか?
「イエス キリストの誕生日」などと言うようでは何も知らないという
ことですので、話してみましょう。そもそもキリストの誕生日の
記述はどこにもありませんから
(聖書などの記述からは「冬」ではないことが明白)

ヨーロッパやアメリカなどでは12月25日を指しますが、ロシアなどでは
1月7日ですね。これは太陽暦(グレゴリオ暦)のアメリカなどに対し
ロシアなどはユリウス暦などが使われているからです

そのうえ日本ではクリスマスよりもクリスマス「イブ」として
前日の24日の夜に祝われることがほとんどです
これはユダヤ暦が日没を日付変更に使っているからで、25日は
24日の日没から25日の日没までだからです
(言葉としてクリスマスイブは24日ではありません)

ではこんな冬の時期に「キリストの誕生」などを祝うのでしょうか?
じつは別の祭りを「キリストの誕生日」とする必要があったのです
それが「キリスト教の国教化」で、もともとあった別の神の祭りを
キリスト教の祭りにすることで、みんなが納得できるというもの
それに当てはまったのが「冬至」でした
冬至は「太陽神の復活」を祝う祭りで、当時は...いえいえシャレではなく...
12月25日という日付で太陽神の復活の祭りが用意されていました
その祭りを「関係ないからやめろ」というと国中からの反発が
予想されるので、「キリスト教の祭りの日でもある」としたのです
そこで国教とされる三世紀ころまで、だれも祝わなかった「キリストの誕生日」
ということにしました

まあ...それまでのイエスの信者は、そもそも誕生日を祝わないという
風習だったようですが...

キリスト教にとっては、「神は唯一である」という教えを
太陽神=イエス・キリストと置き換えることもできたのです

しかし、このことが不幸の始まりともいえる大問題を引き起こしても来ました
当時においても、現在でもです

その話は...次回...